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所長コラム

2月:謎のバンクシー事件

更新日:2019-2-1

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所長
内山 隆久

昨年、邦貨にして一億五千万円の絵「少女と風船」(作者はバンクシー)が英国で切り刻まれて、話題になったことがある。オークションの現場で落札された直後に、絵が突然自動的に動き出し、絵の下半分が短冊状に切り刻まれてしまった。当然、会場は騒然となった。「愛を切り刻め。ディレクターズ カット」という作者のメッセージもついていた。

バンクシーという画家は英国を中心に、世間を騒がせている芸術家で、氏名・性別・年齢など素性は不明。謎の人物である。あちこちのビルの壁や道路上に絵を描く。カンバスには反戦や反権力的な絵画を描き、高値で取引されている。

折角描いた絵をオークションの時に切り刻む。作品価値を高めるための自作自演だったのか。そうだとすれば、自分の創作力に陰りが出てきたことを自覚したためだと言える。

さて、先日羽田に向かうゆりかもめの駅近くに張リ巡らした防潮扉の一角に「ねずみが傘を持っている絵」が描かれていた。A4サイズほどの小さい絵。見つけた人がバンクシーの絵に類似していると気付いた。色々の人が鑑定を試みているが、どうも本物らしい。バンクシーが来日していたのか。しかし、絵を描いている姿を目撃したという人は現れていない。英国で扉に描かれたものを輸入したが、途中では作業員が全く気付いていなかったのか。勿論、防潮扉の輸入経路などをこれから誰かが詳細な調査を始めるだろう。

日本でも、文化財を修復するときに、天井や襖裏紙に当時の職人が描いた絵が見つかることがある。茶飲み時間に描いた絵が、何百年後に世間の話題になるとは想像もしていない。

謎が謎を呼ぶ。ビルの壁や道路に無断で「落書き」をするのは違法である。バンクシー事件は人騒がせではあるが、「罪のない遊び」で人の心を和ませる話題でもある。

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