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所長コラム

2月:桃太郎の教訓

更新日:2018-2-1

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所長
内山 隆久

朝日新聞の天声人語に福沢諭吉が語ったという言葉が載っている。

「ももたろふが、おにがしまにゆきしは、たからをとりにゆくといへり。けしからぬことならずや」

鬼が島にある宝は、鬼が所有しているもの。理由なく取り上げてしまう桃太郎の行動には正当性があるのだろうか。盗人か強盗である。鬼にも妻や幼い子供がいるかもしれない。ここまで考えてくると、皆さんは鬼退治に賛成しただろうか。桃太郎は悪人だというわけである。鬼は何故悪者なのか。別の見方をすると、見えないものが見えてくる。自分にとっての正義は、他人から見ると理不尽に映ることもある。

甲子園の名物高校野球に、タイブレーク性を導入するという。9回まで勝負の決着がつかないと延長戦になる。15回でも勝負がつかなければ別の日に再試合をする。勝敗が決まるまで試合を繰り返すのが、スポーツの原則である。これが、ファンの気持ちを掻き立ててきた。タイブレークの導入は野球の面白さを半減し、導入悪だという意見もある。

今までにも、延長戦や再試合は、決められた期間内での運営に少なからず影響を与えてきた。しかし、高校生の体力の消耗や疲労により身体を壊し、将来の有望な若人の芽を摘み取ってしまうと選手を気遣う声が昔から多くあった。観客の視点のみではなく、選手の側から見た健康管理法を考えることも必要だ。

松下幸之助翁は「素直」という言葉を重んじたという。素直に他人の言葉に耳を傾け、周囲の意見を謙虚に取り入れて考えれば、必ず解決の道が開ける。今の時代に、改めて噛みしめたい言葉である。

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